画集は5色刷り

フォーチュン・チームさんがTwitterで「画集は5色刷り！」と力説してくださってます！
これ、出版界の方や同人誌を作ったことのある人にはすぐわかることなんですが、
そうでない場合ピンとこないかもしれませんね。
そこで少しだけわかりやすく説明してみます。
（ほんの少し…ですが）

これは新FQⅡ11巻のカバーです。
思いっきりアップで見ると小さな点々で色が作られています。
この一つの点が4色のシアン（青）マゼンダ（赤）イエロー（黄色）黒の濃淡で作られています。
一見無地のオレンジ色に見えるⅡも点々しているのがわかります。
このカバーは4色です。

画集は5色。蛍光ピンクが加わります。
すると蛍光色のインクを使われて描かれたピンクがかったお肌の色などが、
より再現されやすくなるんです！

前回の画集は4色印刷でした。

商業誌の場合5色で印刷されることはめったにないです。
雑誌の表紙だと蛍光ピンク入っていることもあったかも。（少なくとも私は）
なので今回の全ページ5色印刷というのはとてもぜいたくなことなのです！
少なくとも今までのフォーチュン・クエストのカラーは4色印刷なので、
だれも5色印刷の世界を見てないわけなんです。私も！

5色ってことは1回刷る回数が多くなるということなので手間もお金もかかります。

あ、あと手間がかかること、もう一つ。
アナログ原稿なので生原稿をスキャンしてデータにする…というひと手間がかかっております。
電撃文庫の絶滅危惧種でございます…やさしくしてね(笑)。

予約申し込みの締め切りは、8月6日（木）まで！

https://dengekibunko.jp/title/fq/news.html#news6

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